※よろしければ
前日のお話もお読みください(^^
2011年9月7日 2時
無事に起床
寝ている間は呼吸回数が減るので酸欠になり
高山病が悪化する可能性がある
と聞いていたのでチョット心配していたが大丈夫だった
脚力に自信が無いことと、御来光目当ての登山道渋滞に巻き込まれない様早めの出発する事にした
ちなみに、お世話になった山小屋の寝台はこんな感じだ
細身の寝袋がギッシリ並んでいる・・・。
1部屋が3段に区切られていて、2段目をあてがわれた
朝食のお弁当を受け取り、2時30分から登山を開始
なお夜間登山の
写真はまったく無い(笑)
本8合目から上は登山道も狭く険しく
さらに暗さと人の多さで道を譲ったりする回数も多く忙しかったのだ(と、理由を付ける)
大学生ぐらいのグループは、
はしゃぎながら余裕で登っていくが
ちと♀さと♂は無言のまま登っていく
午前3時半頃・・・ 山頂に到着
2回目の山頂だし、真っ暗なので感動はそんなにない(笑)
登頂の感動よりも予想外の寒さにふるえが止まらない(><)
(ちなみに この日気象庁の発表によると 午前4時の山頂の気温・・・マイナス2度。。。
かなりの強風。。。時々砂嵐が吹き荒れる。。。 体感温度はさらに下がる。。。)
強風の中、太陽が昇ってくるのをひたすら待つ
そして
ちと♀さと♂念願の
富士山頂での御来光を拝む事が出来た
この為に4連休全てを使ったので、もし曇り空なら疲労が倍増していたところである
いやっ!山頂から「
休みを返せ~」と叫んでいただろう
すでに冬支度を済ませ、堅く閉ざされた山頂小屋・・・。
少しでも風を避けて小屋の外壁沿いの隅で朝日を見ながら朝食のお弁当を食べようとしたが
強風のため
お弁当に砂が混じって食べれなくなってしまった
(でも どちらにせよ発泡フードパック入りのご飯はあまりの寒さでカチカチになっていた・・・><)
今日はこの後、お鉢廻りをして下山しようと思っていたが、風が強くなってきて危険と判断し
中止
風に煽られて火口に落ちたら
洒落にならない
それでもせっかくなのでチョットでも高い場所まで登った。
(この時も強風の合間に襲いかかる突風に 足を取られる)
登るちと♀の向こう側に見えるのは吉田ルート・須走ルートの頂上にある小屋群
しかし、その場所は遮るモノが何も無いので
さらに強風
下山時は舞い上がる砂埃に備えて 完全防備だ
早々に下山を開始
登りより下りの方がつらい・・・
既に登頂という目的を達成しているし、
そして下山道にはホッと一息の寄り道ができる山小屋もほとんど無いからだ
途中
ブル道を登っていくブルドーザーに遭遇
1000円出すから乗せてくれないものだろうか(笑)
須走ルートには「
砂走り」と呼ばれる場所がある
ちと♀さと♂のイメージでは「
砂がフワフワして走って下りれる場所」と思っていたが
その場所は御殿場ルートの「
大砂走り」で、須走ルートのソレはちょっと違ったようだ
それでも、
さと♂は調子に乗って走ってしまったので、この後
バテバテになってしまった
それは
ちと♀も同じだったようで、
振り向くと後ろ向きに下りていた(爆)
前傾姿勢で下りるのに疲れてしまったのだ
やがて
樹林帯も近づき、今まで遥か眼下に見えていた雲海も近くに感じるようになり
その樹林帯を抜け・・・
今回の登山も無事終る事ができた
めでたし めでたし (^^
ちと♀さと♂